| ■■ ご 挨 拶 ■■ |
| 松山市では、この50年の間に、人口が約3倍に膨れ、発展を遂げてきました。住宅や団地が郊外に造成され、道路、河川、港湾の整備が進みました。この恩恵によって、生活は豊かになり、便利さ、快適さが優先される生活が定着しています。 |
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一方で自然環境は、人間の生活の場、都市開発の陰で、野生生物の激減、絶滅に追いやられ、生態系の連鎖にほころびが起こっています。「レッドデータブックまつやま」によると松山市では、236種類が絶滅危惧種、94種が準絶滅危惧種です。昔、メダカやドジョウ、トノサマガエル、アカテガニなどを捕って遊んだ記憶のある市民も多いはずです。身の周りの自然が消えたため、自然と遊ぶ子どもが減ってしまうのも当然の帰結といえます。 これまで地球上に一緒に暮らす生き物たちは、人々の生活の中で、衣食住や医療や環境など人間と深く関わってきました。植物や動物たちは、食糧生産だけではなく、土壌の浄化等環境への寄与、ワクチンの開発など生命科学への応用など様々な分野で暮らしに貢献してきたことは自明のことです。また、今後どの野生生物の種が、人間という種の存続に貢献するかは未来に依存していくしかないのです。そのため種の保存と存続に早急な取り組み(活動、提案、助言)が求められます。生活環境の悪化を嘆くだけでなく、自然環境の修復に取り組む市民意識を育てていきたいと願います。 |