3月30日 自然観察会 「春の小川」
今回は、総合公園のすぐ近くを流れる「宮前川」で生きもの探しをしました。宮前川といえば、松山の代表的な都市河川で、けっしてきれいな川とは言えませんが、生き物は見つかるのでしょうか?
路地を歩いて目的地へ。
宮前川です。
何かとれたかな?
メダカがたくさんとれました。
他にもなにかとれているみたいです。ちっちゃくて見えないですが、エビのようです。
残念なことに、空き缶がところどころ落ちていいるのですが、この中にも生きものが・・・
空き缶の中には、小さなザリガニがいました。
水際には、クレソンが生えています。この根元が、エビやメダカのすみかになっています。
ヤナギモという水草。これも、水の中の動物たちの貴重な隠れ家となっています。
シジミもいました。
講師の藤原さんによる、メダカの見分け方教室。メダカによく似た外国からきた「カダヤシ」という魚とメダカの区別をつけることができるように学習しました。
感  想
都市部と呼ばれるところにも、生きものがいることが実感できたと思います。現在の都市河川では、下水道の普及により水質が以前よりも格段に良くなっています。したがって、一般のイメージとは裏腹に、都市河川には生きものが多く生息していることが見られます。

ビオトープ作りや自然再生の動きが盛んですが、その前に都市部で死んでしまったと思われる環境に目を向けることで、自然が再生している姿を発見することができます。

今回の観察会を行った場所からすぐ下流では、河川改修工事によって生息場所が完全に破壊されました。そこには、今回見られなかったフナがたくさんいました。周辺住民の安全のために改修工事はどうしても必要です。しかし、自然が残っている場所での工事と同じように、事前調査を行い、なるべく生物にダメージの出ない形で工事が進めばよりよい地域開発になると思います。

残念なことに、「都市河川は死の川」というイメージが、都市部でせっかく復活した自然環境を壊しています。もうすこし、都市の自然環境に目を向けてもいいのでは?と、観察会を行いながら感じる日々です。